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嵐の曲の意味を読み解く歌詞考察ブログ

『La tormenta 2004』をゆるっと考察 [自己紹介だけじゃない!大ムーブメント宣言ソング]

 

いらっしゃいませ!今回は『La tormanta 2004』の歌詞の意味をゆるっと考察していきます!ズバリ、『La tormenta 2004』は

 

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概要

 『La tormenta 2004』は2004年11月に発売された2枚目のベストアルバム『5×5 THE BEST SELECTION OF 2002←2004』通常版に収録されています。過去に発表された『La tormenta 2001』『La tormenta chapterⅡ』を経てついに音源化された、メンバー紹介曲になっています。『La tormenta』はスペイン語で「嵐」を意味し、これは当時翔くんが在学中に第二外国語でスペイン語を履修していたことからつけられたそう。2004年以前の『La tormenta』シリーズの公的な情報はほとんどなく、ネット上では最早口頭伝承レベルにレアな曲です。曲によって一部の歌詞や紹介順が変わっており、『2004』はアルファベット順(AMNOS)になっています。

 

歌詞解釈

これが俺ら嵐の流儀

 

さあ激しい嵐に巻き込まれろ!

神風で舞い上がれ!

雨降って固まった地面を全力で駆け抜けろ!

俺たちの歌が聞こえるか?

皆で手を取り合って 嵐の名前を呼んでくれ!

さあ行くぞ!

 

*ラップパート中略*

 

俺たちに焦がれるファンの皆が沸き立つ!

その凄まじい盛り上がりはまさに嵐だ!

 

さあ激しい嵐に巻き込まれろ!

神風で舞い上がれ!

雨降って固まった地面を全力で駆け抜けろ!

俺たちの歌が聞こえるか?

皆で手を取り合って 嵐の名前を呼んでくれ!

さあ行くぞ!

 

考察

 各紹介ラップパートはこちらでまとめていきます。残念ながら私はこの曲が発表されてから5年後に2009年に嵐に出会ったので、Wikipediaでしか2004年当時の彼らを知ることが出来ません。勿論それ以降13年の積み重ねも懐古しつつ、書き連ねていきたいと思います。

 まず前提として2004年までの嵐をデータで簡単に振り返ります。1999年にデビューして5周年を迎えた嵐は、シングルを出せば出すほど売り上げが下がっていく事態に陥っていました*1アルバムに至っては週間チャートで1位を取れないこともザラでした。コンサートは空席がありすぎてスタッフがメンバーから見えないようにそこをビニールシートで隠していたというのは、出典を明記せずとも有名な話です。冠番組にはある程度恵まれたものの、デビュー組にも拘らずジャニーズJrに押されたり、深夜帯で芸人顔負けで体を張ったりと、ジャニーズアイドルとしては決して順風満帆ではなかったそうです。ある程度は推されてはいるものの、いまいち弾けきれてない感じでしょうか。そんな現実を跳ね返すように、冒頭は観衆を煽るような強気なフレーズが並びます。最初は「This is ARASHI スティーロ」と聞こえたので調べてみたら「steelo(やり方・流派)」がヒットしました。こちらも曲名と同じくスペイン語由来です。

 まず紹介するはしっかり者の最年少・松潤。当時21歳。チャームポイントの「濃い顔」と並んで、当時から仕事にかける情熱がハンパないことが伺えます。Jr時代からコンサート演出に携わっているようなので、それが全面に押し出されていますね。デビュー前から身体が柔らかく、ダンスが「軟体動物」のようにクセが凄かったのも有名な話です。「毒吐き出す」はごくせん期の所謂「反抗期」にも係っていそうです。

 続いては嵐のムードメーカー・相葉ちゃん。当時21歳。2004年は志村どうぶつ園のレギュラーが決まった年です。ドラマ出演はデビュー以降2009年くらいまで控えめだったので、ここで一気に知名度を獲得していったのでしょう。色々なことに「チャレンジ」し、はっちゃける元気印な彼は私も辛うじてリアルタイムで見ていた*2ので印象的です。そして2004年24時間テレビの「手紙」のエピソードも盛り込まれています。

 当時から器用さが武器だったニノ。当時21歳。デビュー前からドラマで主演を務める姿はまさに「演技派の戦士」。「17歳の数々」はこの時期に実年齢より若い高校生役を多く演じたことから、作曲は5周年記念曲『スケッチ』を始め大宮SKの楽曲を含む未音源化楽曲を手掛けているところからかと*3。「like 俯瞰」にはコンサートやバラエティーで培った立ち回り力が込められていそうです。

 最年長リーダーの大ちゃん。当時23歳。40歳でも変わらずこの歌詞の通りというのは最早一種の才能レベルです。いつも「のんびり」していて、本当にリーダーなの?と言われがちな*4彼は、ダンス・「歌」・「アート活動」はピカイチというギャップ持ち。「プータロー?」の真相は16歳当時のホスト転身説にも係っているのでしょうか。それにしても23歳で「おっさんか?」って言われてればそりゃ30代でおじいちゃんと呼ばれてしまうわけだ……

 ラストを飾るは嵐の頭脳・翔くん。当時22歳。当時からトークの「仕切り」役なのは変わらず、「ラップ」も既に手掛けています。2004年3月に慶應義塾大学を卒業しています。今は珍しくないものの当時はレアすぎる、アイドルのトップを最速で奪い取る「大卒アイドル」です。ビジュアル面では「ヘソピアス」を代表するイケイケファッションと、ジャニーズに様々な「初」をもたらしたパイオニアアイドルが歌詞にも表れています。

 ……うん!やはり当時をリアルタイムで知らないと限界がありますね!それでも10年以上経った今でも歌詞を変えずに歌えるというのは、嵐さん達の生き方の芯がブレずに、そのまま長く太く成長してきたからなんだろうなとしんみり思いました。

 そして後に続く2行に出てくる「嵐」は「嵐とファン」の比喩表現だと解釈しました。嵐の回りで熱狂するファンと、それを先導する嵐が合わさって初めてあの気象現象のような「嵐」が巻き起こせる。「どんなに嵐が頑張ってもその周りにファンがいないとアイドルとしての嵐は成り立たない。だからファンの皆が必要なんだ」と捉えました。そしてサビは嵐とファンが手を取り合って、一つの大きな嵐ムーブメントを起こそう!という気持ちを気象現象としての「嵐」に例えているのでしょう。この比喩表現はアルバム曲のサクラップに多く登場し、『La tormenta 2004』以前は『Theme of ARASHI』で使われていますが、ファンの存在を解釈できる曲は『La tormenta 2004』が初っぽいですね……?

 「神風」はファンの比喩表現だと解釈しました。最初神風が具体的に何を指しているのか解釈に迷ったのですが、嵐を大きくするための風と考えるとファンなのかな……そうなると「AMNOS神風」というフレーズは「相葉松本二宮大野櫻井(=嵐)が神風」なのではなく「嵐とファンの運命共同体」みたいなニュアンスになる気がします。

 決して順風満帆ではなかった状態で迎えた5周年に、改めてメンバーの紹介と、こんな俺たちと一緒に嵐を巻き起こそうぜ!というファンへの熱いメッセージを感じられる曲でした。

 

 

参考サイト

5×5 THE BEST SELECTION OF 2002←2004 | 嵐~ARASHI~ オフィシャルサイト (j-storm.co.jp)

嵐 (グループ) - Wikipedia

嵐 La tormenta 違い - Google 検索

嵐CDシングル売上枚数一覧 | 年代流行

松本潤 - Wikipedia

嵐のコンサート演出を支える松本潤 そのプロデュース能力を検証する - Real Sound|リアルサウンド

嵐 松本潤、『ごくせん』時代の“反抗期”を振り返る 「一番トガってた」 - Real Sound|リアルサウンド

相葉雅紀 - Wikipedia

嵐 相葉雅紀、『24時間テレビ』で15年ぶりに手紙を綴る「この5人で絶対にトップになろうね」 - Real Sound|リアルサウンド

二宮和也 - Wikipedia

大野智 - Wikipedia

大野智、16歳でホスト転身を考えていた「売れるだろうって」 - ライブドアニュース

嵐・大野智、33歳でおじいちゃんと呼ばれる - 趣味女子を応援するメディア「めるも」

櫻井翔 - Wikipedia

松本潤が「へそピもカラコンも櫻井翔から」証言!“チャラ翔”写真に驚きの声 (2020年12月4日) - エキサイトニュース

 

*1:最低売り上げはピカダブ13万枚。人気が爆発した10周年以降の50万枚前後の売り上げを見れば、まだまだ勢いの弱さが目立ちます。

*2:嵐を認知する前に唯一知っていたメンバーが志村どうぶつ園に出ていた相葉ちゃんでした。

*3:有名な音源化済ソロ曲群はTime(2007年)から始まりました。

*4:当時は舞台メインで活動していたのでその影響もあるかもしれません。